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医療脱毛は保険適用できる?医療脱毛を安く抑える方法をご紹介!

ムダ毛のお悩みを根本的に解決できる医療脱毛ですが、その費用は少し高額。
費用面が心配で、医療脱毛をためらっている方も多いのではないでしょうか?
“医療”脱毛だから、保険適応で安く受けられるのでは?と思いますよね。

しかし残念ながら医療脱毛は保険適応外なのです。
この記事を読めば、そもそも健康保険とは何?という疑問から、医療脱毛がなぜ保険適応外なのかが理解できます。
医療費控除の説明や、医療脱毛の費用を安く抑える方法もご紹介していきますので、ぜひご参考にして下さい!

そもそも健康保険とは?

健康保険とは、ケガや病気、失業や老後などの生活不安に対する万が一の備えです。
日本国民は、国民皆保険制度と言って、赤ちゃんからお年寄りまで、誰でも公的な医療保険への加入が義務付けられています。
加入している保険組合に毎月保険料を支払うと、保険適応の治療であれば、自己負担が2~3割で治療が受けられ、残りの7~8割は国や保険組合が負担してくれます。

また、医療費が高額になった場合には、自己負担限度額の上限を超えた金額が払い戻される、高額医療費制度が利用可能です。
治療はどの健康保険であっても、保険証を持っていれば同じ条件で受けられ、病気やケガの際にも安心な仕組みになっています。

健康保険の種類

健康保険には、大きく分けて3つの種類があります。

  • 社会保険
  • 国民健康保険
  • 後期高齢者医療制度

それぞれ詳しく見ていきましょう。

社会保険(被用者保険)

社会保険は、主に会社勤めの人とその扶養家族が対象者の医療保険です。
社会保険には、以下の3種類があります。

  • 組合管掌健康保険(組合けんぽ) :大企業の従業員と扶養家族が加入
  • 全国健康保険協会(協会健保):中小企業の従業員と扶養家族が加入
  • 共済組合:公務員、私立学校教職員などと扶養家族が加入

国民健康保険

国民健康保険は、自営業、フリーランス、無職、非正規雇用者、社会保険がない会社の従業員など、他の公的医療保険に加入していない全ての人が対象者の医療保険です。

後期高齢者医療制度

社会保険と国民健康保険のどちらに加入していても、75歳以上になると全員が後期高齢者医療制度に加入します。

高額医療費制度

公的医療保険では、1ヶ月に支払う医療費が自己負担限度額を超えた場合、申請により高額療養費が保険者から支給されます。
自己負担限度額は収入によって異なりますが、この制度を利用すると、医療費が高額になってしまっても、心配せずに安心して治療が受けられます。

医療脱毛は保険適応できる?

結論から言うと、医療脱毛は保険適用外です。治療は自由診療となり、費用は全額自己負担です。
その理由を詳しく説明していきます。

医療脱毛は保険適応外!その理由は?

健康保険が適応されるか否かは、病気やケガの“治療”が目的であるかがポイントです。
保険が適応できるのは、診療報酬で決められた病気やケガに対する治療のみであり、その治療は、標準で最低限必要なものと決められています。
医療脱毛はあくまでも美容目的の治療であり、医療脱毛の有無が、健康そのものに悪影響を及ぼすとは考えにくいため、保険適応外なのです。

自由診療とは?

自由診療とは、保険適応外の医療を受けることで、医療費は全額自己負担です。
主な治療としては、美容目的、健康促進、健康予防があります。
自由診療の最大のメリットは、自分に合った治療を自由に選べる点です。
保険適応の診療は、標準で必要最低限なものに限られているのに対し、自由診療はたくさんの治療の中から、自分に合った治療を選択できます。

一方で、デメリットはやはり費用が高額になる点です。
自由診療の場合、クリニックは自由に料金を設定できます。
治療の原価にプラスして、広告費、人件費、家賃、電気代などをトータルして治療費を設定するので、同じ治療内容であってもクリニックによって料金設定はさまざまです。
予算に合わせ、事前の料金確認をしっかり行いましょう。

自由診療の治療一覧

自由診療となる主な治療は以下のとおりです。

  • 美容整形
  • 医療脱毛
  • 通常分娩
  • 不妊治療
  • 先進医療
  • 歯科矯正
  • 人間ドック
  • 健康診断予防注射 など

医療脱毛を保険適応できるケース

基本的には保険適応外となる医療脱毛ですが、どのようなケースだと保険適応できるのでしょうか。

多毛症の治療

多毛症の治療を目的とした医療脱毛は、保険適応になる場合があります。
多毛症は、遺伝や体質によりホルモンバランスに異常が発生し、全身や、身体の一部の体毛が濃くなったり、多くなったりする病気です。
多毛症の治療には、一般的にホルモン剤が使用されます。多くはホルモン剤治療で症状の改善が見込めるので、医療脱毛は自由診療となり、保険適応外です。
しかし、多毛症の原因や症状によっては、医師の判断で医療脱毛が保険適応になる場合があります。
医師の見解は様々なので、多毛症でお悩みの方は一度医療機関に相談すると良いでしょう。

脱毛による火傷や炎症が起こった場合

医療脱毛はレーザーを使った治療なので、火傷や炎症のリスクがあります。
万が一、医療脱毛が原因で火傷や炎症の症状が出た際の治療は、保険適応です。しかし、保険適応になるのは火傷や炎症の治療であり、医療脱毛の費用自体は保険適応外なので注意しましょう。

 医療脱毛は基本的に保険適応外

医療脱毛を受ける理由は、見た目を良くするため、手間を省くためなど、ケガや病気の治療に直接関係ないものがほとんどです。
病気の症状を改善する目的であっても、医療脱毛の有無が健康に害を及ぼす可能性は低く、医療脱毛は基本的に保険適応外になります。
ただし、医師が病気やけがの治療のために、医療脱毛が必要だと判断した場合には、保険適応になるケースもあるようです。
気になる症状がある方は、医療機関への相談をおすすめします。

医療脱毛が医療費控除の対象になるケース

医療脱毛は基本的には保険適外ですが、医療費控除の対象にはなるのでしょうか?医療脱毛と医療費控除の関係を、詳しく解説していきます。

医療脱毛は基本的に医療費控除の対象外!対象になるのはどんな時?

医療脱毛は、医療費控除においても基本的には対象外です。
医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費を支払った際に、税金が控除される仕組みです。
国税庁のホームページによると、医療費控除の対象となる医療費は、病気やけがの治療によるものとあり、美容や予防目的の医療費は対象外だとわかります。
では脱毛が医療費控除の対象になるのは、どのようなケースなのでしょうか?
参考:国税庁「医療費控除の対象となる医療費」

治療目的で医療脱毛を受けた場合

医療脱毛が医療費控除の対象になるのは、医師が病気やけがの治療のために必要だと判断した場合のみです。
ワキガや多汗症、多毛症は、症状の改善に脱毛が効果を発揮することがあります。
この場合は、治療目的の施術として、医療費控除が認められる可能性があります。

医療脱毛が医療費控除の対象になる可能性は低い

先述したとおり、医療脱毛が保険適応されるケースは稀であることから、医療費控除が認められる可能性は低いと認識して良いでしょう。
自分の受けた医療脱毛が、治療目的か、美容目的かを理解し、対象でない医療費の申請は行わないよう注意が必要です。

医療脱毛を安く抑える方法

医療脱毛は保険適応外で、医療費控除も受けられないとなると、金銭的な問題で医療脱毛を諦めざるを得なくなってしまいます。
そこで、少しでも費用を抑えて医療脱毛を受けるために、お得に受けられる方法を5つご紹介します。

  • キャンペーンや割引を利用する
  • モニターに応募する
  • 剃毛料金がお得なクリニックを選ぶ
  • 部分的な脱毛で効果を試す
  • セットプランで1回あたりの費用を安くする

1つずつ詳しくご紹介していきます。

割引やキャンペーンを利用する

ほとんどのクリニックでは、お友達紹介やお誕生日の割引クーポンの発行、期間限定の割引キャンペーンなどを実施しています。
すぐにでも医療脱毛を受けたい気持ちですが、気になるクリニックの情報は定期的にチェックし、お得に受けられるタイミングで施術を受けると良いでしょう。

モニターに応募する

クリニックでは、自社のホームページで症例として紹介するため、モニターを募集しています。
写真の掲載に抵抗がなければ、応募してみると良いでしょう。
募集のタイミングや、応募の条件はクリニックによりますので、カウンセリングや問い合わせでの確認が大切です。

剃毛料金がお得なクリニックを選ぶ

医療脱毛を受ける前には、剃毛が必須です。しかし中には自分では剃毛が難しい箇所や、剃り残しがある場合もありますよね?
クリニックで施術当日に剃毛をすると、プラス料金がかかってしまいます。
しかし、中には剃毛料金がかからないクリニックもあるので、なるべく無料か、お得な料金設定になっているクリニックを選びましょう。

部分的な脱毛で効果を試す

医療脱毛は、全身だと1回でも10万円以上かかる高額な治療です。
しかし、ワキやひざ下のみなど、部分的な施術であれば数万円で医療脱毛の効果をお試しできます。
まずは1番気になる箇所から、お悩みを解決してみる方法をおすすめします。

セットプランで1回あたりの費用を安くする

一旦支払う金額は大きくなりますが、複数回のセットコースで契約すると、1回あたりの施術が安くなります。
医療脱毛は回数を重ねると効果も高まる治療なので、複数回の施術を検討している方は、セットプランでの契約がおすすめです。

それでも金銭的に医療脱毛の施術が難しい場合は?

医療脱毛を受けたいけれど、どうしても金銭的に施術が難しい場合は、医療ローンを組む方法があります。

医療ローンとは

医療ローンは、メディカルローンとも呼ばれており、美容目的の治療や、最先端医療など高額な治療を受ける際に、費用と利息分を分割して返済するシステムです。
頭金を先に支払い、残りの金額でローンを組む方法や、後からお金が用意できた際に、まとめて返済する方法など、状況に合わせた支払いが可能です。
18歳~20歳未満は保証人が必要ですが、学生や専業主婦でも利用可能です。
ただし、医療ローンには審査があるので、審査が通らない可能性も考慮しておきましょう。
また、医療ローンを返済する際には金利が発生するので、支払総額は増える点に注意が必要です。
医療ローンのメリットとデメリットをしっかり理解したうえで、利用の検討が大切です。

メリット
  • 審査が通ればすぐに医療脱毛が受けられる
  • 月々の返済額が少なく、負担が少ない
  • 学生や専業主婦でも申請できる
  • 利息分はクリニックが負担してくれる場合もある
デメリット
  • 申し込みには条件がある
  • 審査が必要
  • 返済額には金利が含まれるので、トータル金額が増える
  • ローン会社は病院が提携している会社を指定される
  • 転院する場合は全額返済を求められる可能性がある

【まとめ】医療脱毛は基本的に保険適応外の全額自己負担!

医療脱毛は美容目的の治療であるため、保険適応外です。
稀に保険適応になるケースもありますが、基本的には保険適応外だと考えて良いでしょう。
しかし、だからと言って、医療脱毛は高いと諦める必要はありません!

  • キャンペーンを利用する
  • モニターに応募する
  • 剃毛料金がお得なクリニックを選ぶ
  • 部分的な治療から始める
  • セットプランで1回あたりの費用を抑える
  • 医療ローンを検討する

といった方法を利用すれば、費用を抑えてかしこく医療脱毛が受けられます。
まずは予算に合わせて、自分にあったクリニックを探してみてはいかがでしょうか?
おすすめクリニックはこちら→【2022年版】東京の医療脱毛が安いおすすめクリニック20選!全身脱毛にかかる費用は?

 

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