AGA治療薬に限らず、薬には、様々な副作用を引き起こす可能性があります。
全員が副作用がでるわけではありませんが、どういった症状がでるのか、対処法を把握しておくと万が一のときでも安心です。
本記事では、AGA治療薬の副作用について分かりやすく解説していきます。
口コミから分かった後悔しないための方法や対処法についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- AGA治療薬で副作用が起こる可能性は1〜5％
- 副作用は治療薬の種類によって異なる
- 副作用が起きたときに対応しているクリニックを選ぶと安心
- AGA治療薬で副作用が起きたら医師に相談する
- 自分で中断・継続を判断しない
【結論】AGA治療薬に副作用はあるのか？
AGA治療で副作用が起こる確率
AGA治療で副作用が起こる確率は、1％〜5％だと言われています。
副作用について懸念されていますが、実際に起こる可能性は十分に低いということです。
AGAメディカルケアクリニックでは、実際に副作用を感じる患者は全体の0.1〜0.2％だとも言っています。
クリニックによって副作用が起こる患者のパーセンテージは多少異なるものの、10％を超える数字をだしているところは見つかりませんでした。
副作用の代表的な症状
実際に副作用には、以下のような症状があります。
- 頭皮のかゆみ、かぶれ、赤み
- 立ちくらみ、めまい
- 動機、息切れ
- 多毛症
- 倦怠感
- 食欲不振
- 性欲減退
- 肝機能障害
詳しくはのちほど記述しますが、薬の種類によって副作用も異なるものです。
AGA治療薬で副作用が起きた方の口コミ
実際にAGA治療薬で副作用が起きたことがある方の口コミを紹介していきます。
agaの薬の副作用でむくみが半端じゃない笑
実は私 AGA治療を始めて約1年ぐらいの時に 突然、髪が大量に抜けハゲたことがあります
・・省略
原因として考えられる事 ・副作用が出てもミノキシジルを止めなかった ・痒みが出たので頭皮を掻いてしまった ・湯シャンだけして汚れをしっかり落とさなかった 脂漏性脱毛症になった時は人生終わったと思いました でも、何とか髪は生えてきて改善して良かった 結論：無理をするのは止めましょう
副作用は精力が無くなり 肌のシミが薄れてきてます。 また 眉毛や体内の発毛が増えています。
参照：Twitter
特別副作用を発症している方が多いわけではありませんが、まれに副作用が起きている方はいるようです。
そのため、副作用についての知識をしっかりと把握しておくようにしましょう。
AGA治療薬で起こる可能性のある副作用の種類
プロペシア
- 性欲減退
- 勃起不全
- 肝機能障害
プロペシアは、1997年にアメリカのメルク社によって開発された治療薬です。
現在は世界各国で使用されているプロペシアですが、日本では2005年に厚生労働省に承認された国内ではじめてのAGA治療薬でもあります。
AGA治療に最も有効とされているフィナステリドを主成分として、髪の毛が抜ける原因のDHTの増殖を抑制する効果に期待できるものです。
しかし、DHTを抑制することで体内のホルモンバランスが崩れて上記のような副作用が起こることもあります。
厚生労働省では、プロペシアを摂取するのは男性限定であるため、女性と子どもは使用してはいけないと注意喚起もされている治療薬です。
ミノキシジル
- 多毛症
- 動機や息切れ
- 頭痛やめまい
- 浮腫
ミノキシジルは液状の外用薬で、もともと血圧降下剤として開発されていた治療薬ですが、臨床実験中に多毛症の副作用が報告されたため薄毛の治療薬として転用されました。
一般的に販売されている治療薬でもありますが、クリニックのほうが高い濃度のミノキシジルも取扱があり、適切に処方してもらえるのが特徴です。
AGAに効果のある外用薬として、国内で認可されています。
発毛や髪の成長を促進する効果に期待できる治療薬で、頭皮に直接塗布するものです。
副作用に関して重篤なものはありませんが、約8％の副作用が確認されており、塗布した箇所のかゆみが多くの割合を占めています。
ザガーロ
- 勃起不全
- 性欲減退
- 性液量の減少
ザガーロは、デュタステリドを有効成分として、日本では2015年に承認され翌年の2016年から販売された治療薬です。
AGAの原因でもある乱れたヘアサイクルを改善することを目的としたもので、プロペシアよりも効果が高いとされています。
しかし、副作用の面から見るとプロペシアは10年以上大きな副作用はないと言われている治療薬です。
また、ザガーロは効果が高い分価格も高い傾向にあります。
性機能障害の副作用が報告されているザガーロですが、子作りの影響はないものの、不妊治療を希望する場合は服用を最低1ヶ月開けるよう推奨されている治療薬です。
肝機能障害などの副作用もゼロではないので、肝臓に持病のある方は担当医師と相談して慎重に服用していく必要があります。
AGA治療薬の副作用に対応できるおすすめクリニック比較3選
| 副作用に対応クリニック名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| AGAスキンクリニック | 月3,700円〜 | ・対面診察とオンラインを選べる ・発毛実感率99.4％ ・完全個室 |
| AGAヘアクリニック | 月1,800円〜 | ・医療法人の運営するAGA治療専門の病院 ・毛髪診断士による最適なカウンセリング ・クリニックは完全個室 |
| 東京AGAクリニック | 月4,950円〜 | ・対面診察でしっかりと状況を確認 ・治療中のトラブルは即座に対応 ・オーダーメイド発毛治療薬 |
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックの基本情報
| 治療内容 | 外用薬・内服薬・発毛、AGAメソセラピー 植毛・ヘアタトゥー |
|---|---|
| オンライン対応の有無 | 有 |
| 院数 | 61院 |
| 料金 | 予防プラン：月3,700円〜 |
AGAスキンクリニックのおすすめポイント
- AGA専門クリニック
- 250万人の実績
- 全国展開
AGAスキンクリニックでは、オリジナル発毛薬の「Rebirth」を提供しています。
高品質で高濃度の様々な有効成分が、AGAの改善に働きかけ、髪の成長を促し抜け毛をブロックすることで、発毛効果を発揮するものです。
予約制で完全個室なので、プライバシーもしっかりと守られるので安心できるでしょう。
1〜2ヶ月の通院によって頭皮の診察や検診、健康状況の確認を行います。
体に与える影響を判断するためにも、無料で血液検査を行うので安心です。
全国にクリニックが展開されているため、万が一副作用が起きた場合も問い合わせることで診てもらえます。
AGAスキンクリニックの口コミ
AGAの治療は、技術はもちろんのこと、親身になって対応してくれる点においてもクリニック選びは重要です。
AGAスキンクリニックでは、院によって医師も同じ治療薬を使用しているため、いち患者としても親身になってアドバイスくれるのは他のクリニックにはない魅力でしょう。
頭皮以外にも毛が生える副作用があるようですが、事前にしっかりと説明を受けていたようなので、気になるわけではないようですね。
他の育毛剤では効果がなかった方でも、目に見える効果が2ヶ月ほどから出始めたようです。
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックの基本情報
| 治療内容 | 外用薬・内服薬・サプリ・シャンプー |
|---|---|
| オンライン対応の有無 | 有 |
| 院数 | 2院 |
| 料金 | 予防プラン：月1,800円〜 |
AGAヘアクリニックのおすすめポイント
- AGA治療専門の病院
- 毛髪診断士による最適なカウンセリング
- 診察実績150,000件以上
AGAヘアクリニックは、医療法人の運営するAGA治療専門の病院なので、安心して受診することができます。
そのため、医学的なエビデンスに基づきAGAや薄毛の治療をすることが可能です。
院内はプライバシーを重視して待合スペースは設けず、防音処理を施した個室にすぐ案内してくれます。
AGAヘアクリニックでは、万が一のときの副作用に関して以下のような取り組みを行っているので安心です。
| 受診ごとのトラブルチェック | 受診時には発毛経過だけではなく、体調面も確認 |
|---|---|
| 血圧測定の実施 | ミノキシジル含有内服薬には血管拡張作用があるため、ミノキシジル含有内服薬を処方している患者には血圧測定を実施 |
| 血液検査と経過観察 | 定期的な血液検査により健康状態の経過観察 |
| 副作用発生後の対応 | 医師が副作用の症状や程度を判断し、薬の変更・調整・休薬を行う。もしも薄毛治療以外で専門医による症状の確認が必要な場合は、紹介状を無料で発行 |
※来院のみ
※処方される薬や年齢によって検査項目や頻度は異なる
AGAヘアクリニックの口コミ
クリニック全体の相性が良かったため、AGAヘアクリニックに決めたようですね。
料金が良心的だと感じる方もいましたが、人気なため早めに予約しなければならないようですね。
副作用に関しての説明もしっかりとあるため、安心して受診することができますね。
口コミ参照：みん評
東京AGAクリニック
東京AGAクリニックの基本情報
| 治療内容 | 外用薬・内服薬・メソセラピー |
|---|---|
| オンライン対応の有無 | 無 |
| 院数 | 10院 |
| 料金 | 予防プラン：月4,950円〜 |
東京AGAクリニックのおすすめポイント
- コミュニケーションを大切にした管理プログラム
- オーダーメイドの発毛治療
- 体調の変化には電話やオンライン細かいサポート
東京AGAクリニックでは、発毛専門医として定期的な通院では丁寧に時間をかけて診察してくれます。
治療の経過を診察するだけではなく、生活習慣や食事のアドバイス、心の悩みに向き合うことを大切にしているクリニックです。
薬の服用だけではなく、生活習慣によってもAGAはより効果が大きくなるため、日々のセルフケアや生活習慣などに関しても積極的にアドバイスしてくれます。
体調の変化や不安の状態のときには、対面での診察はもちろんのこと、医師が電話やオンラインできめ細やかなサポートをしてくれるので安心ですね。
東京AGAクリニックの口コミ
予約もスムーズで、診察も丁寧だったため、安心して受診することができたようですね。
安い費用ではないですが、結果的に悩みを解決できたため満足したようです。
東京AGAクリニックは、東京などを中心に10院展開されていますが、すべて駅から徒歩5分以内なので安心して通うことができます。
副作用に関して不安を抱えている方もいましたが、気になる副作用はでることなく、毛の量が多くなってきたようですね。
参照：みん評
AGA治療で発生する副作用の治療方法
実際にAGA治療で副作用が発生した場合の治療法は症状によって様々です。
副作用の症状が悪化している場合は、専門医に診てもらい適切な治療を行わなければなりません。
処方してもらったクリニックによっては、紹介状を書いてもらうことがあります。
赤みやかぶれの場合は皮膚科などで、症状の改善を優先に治療していく必要があるでしょう。
副作用によって治療先は様々なので、まずは処方してもらったクリニックで診てもらう必要があります。
AGE治療薬で副作用がでたときの対処法
対処法①医師に相談する
多少の副作用であっても、まずは通っているクリニックに相談することが大切です。
副作用が起こる可能性は極めて低いですが、自分の判断で薬を継続・中断することは避けなければなりません。
体調に変化がでているのに服用し続けると、副作用が悪化する場合など取り返しのつかないことになります。
些細なことでも良いので、まずは医師に相談しましょう。
対処法②薬の量を減らす
医師に相談したうえで、行う対処法は薬の量を減らすことです。
AGA治療薬で副作用が起きる要因として、服用する薬の量にあります。
AGAの治療は、継続することでより効果を発揮するため、副作用の症状によっても様々ですが、まずは減薬を行うのが大半です。
体調管理をしながら減薬をしても副作用が起きる場合は、服用を中断することもあります。
対処法③薬を変える
薬の量を減らすだけではなく、治療薬の種類を変えて自分に合う薬を見つけます。
AGA治療薬にも様々な種類があるため、人によって合う合わないもあるでしょう。
しかし、薬を変える際にも自己判断ではなく医師と相談しながら変える必要があります。
成分が異なる治療薬に変更したり、外用薬と内服薬を併用している場合はどちらかを中止にする方法もありますね。
AGE治療薬の副作用でよくある質問
AGA治療をやめるとどうなるの？
AGA治療薬の薬がなくなったけど、処方が面倒でそのままにしている方も少なくありません。
しかし、AGA治療薬は継続して治療を続けることで効果を発揮するため、中断すると今までの効果は失われて症状は元に戻ってしまいます。
副作用が起きた場合は、医師に確認したうえで、中断・継続の判断を行いましょう。
副作用が起きていない場合で効果がでているからと、自己判断でやめてしまうとこれまでの効果もなくなってしまうので気をつけなければなりません。
AGA治療をやめるタイミングは？
AGA治療をやめるタイミングとしては、1年経過しても効果がでなかった場合や妊活するタイミング、副作用が起きたときです。
まずは1年間経過観察し、効果がでるのか判断する必要があります。
万が一1年間効果がでなかった場合は、違う方面から治療をしていかなければなりません。
薬は合う合わないあるので、必ず効果がでるとは限りませんが、数日などと即効性があるわけでもないです。
そのため、AGA治療は長い目でみて続けていく必要があります。
一度やめてしまうと、これまでの効果がなくなってしまうので、担当医師と相談しながら治療していく必要がありますね。
副作用がないAGA治療薬はあるの？
残念ながら副作用がないAGA治療薬はありません。
これは、AGA治療薬に限らず薬というものには必ず副作用があります。
どういった治療薬でも副作用はつきものなので、しっかり把握していきながら治療していく必要がありますね。
自分が服用する治療薬にはどういった副作用があるのか、医師の説明をしっかり聞いて服用するようにしましょう。
AGA治療薬は未成年でも利用できる？
AGA治療薬は、クリニックや薬の種類によって対象年齢は異なります。
原則20歳以上としているクリニックもありますが、15歳以上を規定としているクリニックなど様々です。
未成年の場合は保護者の同意が必要な場合がほとんどでしょう。
しかし、AGA治療薬は男性ホルモンを抑制する働きのある薬を使用するため、未成年の服用は望ましくありません。
ほとんどのクリニックでは20歳以上としている印象です。
処方する薬によっては20歳以上を原則としていますが、予防する薬などは未成年でも服用できるでしょう。
そのため、未成年の方は男性ホルモンを抑制する薬ではなく、予防する薬であれば処方してもらえる場合もあります。
AGA治療薬の副作用は子作りに影響はある？
AGA治療薬が精液に移行するかの実験によって、胎児や母体に影響がないと言われています。
しかし、あくまで可能性はゼロではないため、クリニックによっては妊活中は服用の中止期間を推奨しているところも少なくありません。
副作用によっては、性欲低減・勃起不全・造精機能障害・精液減少などの性行為による影響はあります。
そのため、この先子作りを考えている方は副作用の影響を考えながら治療を考えていく必要がありますね。
AGA治療の副作用まとめ
今回は、AGA治療の副作用について紹介していきました。
どういった薬にも副作用はつきものですが、自分が服用する治療薬の効果や副作用について把握しておく必要があります。
AGA治療の副作用についてポイントは以下の通りです。
- AGA治療薬で副作用が起こる可能性は1〜5％
- 副作用は治療薬の種類によって異なる
- 副作用に対応しているクリニックを選ぶと安心
- AGA治療薬で副作用が起きたら医師に相談する
- 自分で中断・継続を判断しない
AGA治療薬による副作用は可能性は低いですが、万が一のときのことを考えクリニック選びも大切です。
治療経過だけではなく、健康状態もしっかりと診てもらえるクリニックだと安心して通うことができます。
心配な方は、まずはカウンセリングで医師と相談してみると良いでしょう。
